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本音で答える!PeppolにまつわるQ&A【検討・選定編】

法対応更新日:2025.03.11

ビジネスを取り巻く環境や市場が大きく変わりゆく中、さらなる業務効率化や生産性向上のためいっそうDX推進が加速し、帳票の電子化・配信も広く進みました。その中で電子帳簿保存法やインボイス制度の施行も伴って、「Peppol(ペポル)」の利用検討を進める企業が増えています。 

本音で答える!PeppolにまつわるQAと題して、【活用準備編】ではPeppol普及の可能性や利用のメリット、事前準備についてなど、よくいただく質問を取り上げながら準備段階での気になるポイントを本音ベースで解説しました 

  • Peppol利用のメリット 
    請求書等を受領する側の業務負担の軽減や、人為的なミスの削減で生産性を向上 
  • 大企業だけでなく、中小企業でも価値を創出 
    人員リソースにも限りがある中、負荷の高い月末月初の請求関連で、大幅な業務効率化が望める 

など、どの企業にとっても取り組みの効果が期待できます。 

今回は【検討・選定編】として、いよいよPeppolを利用するためツールの導入・見直しに関する検討や選定において、おさえておきたいポイントを具体的に解説します。 
なお、Peppolの概要については、こちらの記事で詳しく紹介していますので、あわせてご覧ください。 

請求書管理の電子化なら「invoiceAgent 電子取引」

・紙の請求書を取引先ごとに仕分けして保管するコストを削減したい…
・過去の請求書を探し出すのに手間がかかる…
こんなお悩みがある方は、複数の取引先からの請求書を1ヶ所で受領・管理ができる「invoiceAgent 電子取引」で請求書の電子化を検討してみませんか?

Q:請求書や納品書等、いろいろなインボイスのフォーマットがあり複数のシステムで管理されています。それぞれで対応が必要でしょうか? 

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A:  
基本はそれぞれ管理しているシステムごとに対応が必要になります。帳票の種類や対応する部門ごとに複数のシステム導入が進んだ結果、かえって管理が煩雑になったり必要な文書を探しにくかったりと、課題を抱える例が多く見られていますPeppolの対応を進めようにも同様にシステムごとに工数やコストがかかり非効率です。ツールの選択や見直しは重要なので、慎重に行いましょう 

ウイングアークのinvoiceAgent(インボイスエージェント)なら既存の各システムと連携して文書の配信・受領保管の基盤として利用でき、データの散在を防ぎながらPeppolに対応します。 

Q: Peppolサービスプロバイダーとは何ですか?​​ 

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A: 
Peppolサービスプロバイダーは、デジタルインボイスの送受信をする際に必要なPeppolネットワークに接続するためのアクセスポイントを提供する企業です。日本におけるPeppol の管理局(Japan Peppol Authority)であるデジタル庁によって認定されています。 

ツール選定にあたっては、Peppolサービスプロバイダーであるかどうかも踏まえておくとよいでしょう。ウイングアークは202210月より認定を受けています。 

Q: サービスプロバイダーにもさまざまありますが、何を基準に選定するのがよいでしょうか?​​ 

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A:  
まずは自社の既存システムとの親和性があるか」「取引先側での送受信も考慮されたシステムであるかという点は選定において1つの基準となります。​環境や運用をよく確認しましょう。 

また、現在お使いのシステム・サービスがPeppolサービスプロバイダーである場合も、そのサービス内での対応によって具体的にどういったメリットがあるのかを今一度確認することも重要です。​

ウイングアークのinvoiceAgentは、各企業でよく使われているERPや業務システム等とのアダプター連携を強化し、柔軟な連携を実現しています。取引先での送受信の際は「私書箱」という専用環境を配布できるので、取引先側でPeppol に準拠したシステムがなくても対応が可能になります。​ 

Q:​​実際に使い始めている事例はあるのでしょうか?​​ 

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A:  
サービスごとでの実証実験や実利用が開始されており、今後さらに拡大が期待されています。 
ウイングアークでも、同じサービスプロバイダーである株式会社TKCからの請求書受領においてPeppolを利用しています。また、invoiceAgentユーザーである三井住友ファイナンス&リース株式会社とは、利用料に関する請求書のやり取りをPeppol 経由で行っています。​ 

Peppolへの対応なら「invoiceAgent」が力を発揮! 

ウイングアークはPeppolサービスプロバイダーですERPをはじめとしたソフトウェアベンダー各社とデジタルインボイスの送受信の実現に向けてサービス開発を行っており、企業間取引のデジタル化を促進、DX推進を支援しています。 

 Peppol対応サービスは国内外多数ありますが、「invoiceAgentならではの特長とおすすめなポイントをご紹介します。 

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Peppolはもちろん、多様な手段での受領や配信をワンプラットフォームで行える 

デジタルインボイスをPeppol経由やり取りできる「Peppol接続サービス」だけでなく、他の請求書配信の手段とも両立した運用が可能です。適格請求書や企業間の取引帳票を対象に多様な手段での受領や配信を行えます 

 invoiceAgent 電子取引」なら多数の取引先との帳票のさまざまなやり取りを1ツール内で完結でき、企業間取引の迅速化を実現します。 

業務現場や取引先の負担を軽減 

PDF化した請求書などの帳票をinvoiceAgentにアップロードするだけで送受信を行えるため、既存の帳票フォーマットや運用を大きく変更する必要はありません。工数の削減に繋がります。 

取引先には「私書箱」を発行しオンライン上で送受信が可能なので取引先においても移行の負担が少なく、電子帳簿保存法の電子取引要件を満たした形式で帳票を保管できますまた、郵送サービスの併用で、まだ書面でのやり取りを希望する取引先についても柔軟に対応ができます

電子帳簿保存法/インボイス制度など、法対応も安心 

invoiceAgent公益社団法人日本文書情報マネジメント協会(JIIMAの認証を取得済しており、電子帳簿保存法に対応するための法的要件を満たしているので安心です。帳票関連の法律や改正とPeppolの両方に対応しながら、デジタルインボイスへの移行を推進できます。 

まとめ 

今回は、Peppol への対応に関して検討を深めツール導入や選定段階においてよくある質問を取り上げ、解説しました。  

ウイングアークでは、Peppolサービスプロバイダーとしてのサービス提供側、また自社でも実際にPeppolを介したデジタルインボイスの発行・受領の両方において利用している利用者]側、両方の立場からPeppolの活用推進に向けた情報を今後も引き続き発信してまいります。何か気になる内容やご相談がございましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。 

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